ゴリラ用外付けGPSアンテナ
- 2018.11.10 Saturday
- 15:06
この 11月1日から、日本版GPS衛星「みちびき」の、
一般向けサービスが運用開始しました。o(^0^)o
ゴリラは「みちびき」に対応しているので、
位置精度の向上が期待できます。
という事で、
ゴリラの地図スケールの詳細側最大の「5m」スケールで確認してみました。
ゴリラは日本全国で地図スケール5mで表示できますが、
5m表示だからと言って、メチャクチャ詳細な地図になる訳ではなく、
ある程度のスケールの地図データを拡大して表示しているだけの様です。(^○^;)
なので、車線が多い大きな道路を走行している場合は、
ほぼ画面全部に走行中の道路が、折れ線で表示されるので、あまり意味がありません。(^_^;)
一方で、住宅地などの込み入った細い道を探す場合などは重宝します。
で、通勤に利用している、片側2車線の一般道自動車専用道路を走行中に、
5mスケールで表示していたら・・・
ICを通過するたびに、
ナビに表示されるクルマの軌跡が、
何故か?ICを降りて側道に行ってしまいますぅ〜!(;_;)
「どうゆ〜事なんだ?」
という事で、
周りに高いビルなどが無く見通しの良い、
仕事先の駐車場に停車した状態で GPS衛星の補足数を確認してみると・・・
停車しているにも関わらず、何故か、3個から6個の間で不安定に変動し、
たまに、一瞬ですが、”0”と表示される事さえあります。(@_@;)
まぁ、天候による影響や、
その位置、その時間帯によって、
衛星が上空にある「補足可能な衛星数」が変動するので、
その後も、確認を続けたのですが、
見通しの良い、高い位置を走行する道路上でも、
衛星補足数は6個から7個くらいでした。
ちなみに、
ドローンの Phantom4の場合、
衛星補足数は、通常でも 12個以上、
最大で 16個の衛星を補足する事も珍しくありません。
この違いが何なのか?
を考えた場合、
Phantom4はプラスチック製の本体の上面に、
平面的にアンテナがあるのに対して、
カーナビの場合は、クルマの車体内部(ダッシュボード)にあって、
しかも、薄い本体に内蔵されているという事です。
という事で、
「外付けGPSアンテナ」を購入しましたぁ〜!o(^0^)o
私が探したアマゾン最安は、こちら↓
これと、外観上は全くそっくりな製品が、
Banggood では、4ドルちょっと、
日本円で 500円弱でした。↓
・・・が・・・
アンテナ線のコネクタが、一般的な SMAオスで、
固定用のナットが付いているタイプです。↓
しかし、ゴリラの外付けGPSアンテナのコネクタは、
本体内部に凹んでいるので、
ナットが無い、差し込み式のコネクタでないと繋がりません。(^_^;)
という事で、
「ゴリラ用」と記載されたものを探してみると、
こちらが最安でした。↓
国内ショップの国内発送なので、すぐに届きました。
コネクタは、固定用ナットが無い、こうゆう形状です。↓
さて、取り付けですが、
FM-VICS や TVアンテナの場合は、
コードが余って取扱に悩んだのですが・・・(^_^;)
というのも、
コードの扱いとして、取説上に「束ねるな」となっているからです。
そう書かれているのに、
コードを束ねる「コードクリップ」も付属しているのですが???(^○^;)
で、FM-VICSアンテナと TVアンテナのコードは、
直径10cmくらいの輪にして、
車体のフレームの隙間に押し込んであります。(^_^;)
しかし、
今回の GPSアンテナは、
感度重視で、
ダッシュボードではなく、車体のルーフの上に取り付けようと思います。
それも、指向性を無くすために、
できればルーフの中央に設置したいのですが・・・
この製品のコードは2mしか無いので、
ダッシュボード上に設置するなら余るんですが、
ルーフの上だと短いので、
ぎりぎり届く範囲で、できるだけルーフ中央に近づけるという感じです。(^_^;)
で、他のアンテナとは逆に、
アンテナコードをナビ本体から配線を始めて、
ピラーの根元から車外に出して、
ドア周囲の車体側ウェザーストリップのゴムの内側へ押し込みながら・・・
センターピラー付近から、前後のドアサッシの隙間を狙ってルーフの上に引っ張りました。↓
ドアを閉めると、こんな具合です。↓
今から 30年以上前に、カーナビのはしりの頃は、
こんな具合に、GPSアンテナをルーフに設置するのが常識で、
何だか懐かしいですぅ〜!(爆)
その頃の、GPSアンテナは、縦横も高さ(厚さ)も、
それぞれ、この製品の2倍くらいあったので、
アンテナ自体も、随分、小型化されたものです。
まぁ、中身は、チップが1個載った小さな基板だけなんでしょうけどねぇ〜(^○^;)
で、外付けGPSアンテナをルーフに載せた効果は・・・
我が家のカーポート内、
左側がすぐに二階建ての我が家の壁面で、
右側は3mほどしか離れていない、二階建ての隣家の壁、
そして、頭上はアルミ製フレームのカーポートの屋根があるという、
ロケーション的にはあまり良いとは言えない筈の状況で・・・
衛星補足数は、
何と!11個ぉ〜!\(^○^)/
当然?「みちびき」も、
ロシア版GPS の「グロナス」も受信しています!
で、肝心の位置精度は・・・
実は、我が家の辺りは木造の住宅地で、
周りに高いビルなど無いのですが、
意外と位置精度が悪化します。(^○^;)
なので、
我が家の前の、細ぉ〜い私道に入ると、
全然デタラメな位置に表示されることが多かったのですが・・・
な、何と!
ドンピシャで、現在位置が我が家の前に表示されましたぁ〜!o(^o^)o
位置精度誤差は、2〜3mといったところです。
で、カーポートからクルマを出して、走行してみると・・・
な、何と!
衛星捕捉数は『13個』ぉ〜!\(^o^)/
しかも、それ以上に特筆すべきは、
走行中でも捕捉数が全く変動しません〜!o(^o^)o
この結果に気を良くした私は・・・
こんなモノも購入してしまいましたぁ〜(^○^;)
というのも、この商品を見た瞬間、
FM-VICS のアンテナコードに「アース端子」があって、
それを、塗装の上から車体アースするのに、
「アースシール」を貼ったことを思い出したからで、
『アースプレート』という名称の”アース”という名称を見ただけで、
GPSアンテナも車体アースすることで、
ノイズ対策や感度向上になると思ったのですが・・・
実際に装着してみると、
全く効果が判りませんでしたぁ〜!(^○^;)
というのも、
この商品は、GPSアンテナを車内のダッシュボード上に設置する時に使用するモノで、
アース効果よりも、電波を反射させるためのモノっぽいです。(^_^;)
クルマのルーフの上に置いた場合は、
元々、ルーフが金属(鉄板)なので、
このプレートを敷いても意味がありません〜!(爆)
・・・って言うか、
そもそも、このプレートを使わなくても、
捕捉可能なGPS衛星を、既に全て捕捉しているので、
それ以上、捕捉数が増える筈がありません〜!(^○^;)
という事で、
捕捉数が不安定な状況になる事があれば、
その時に、もう一度、比較テストをしてみたいと思います。(^_^;)